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不動産業者についてreal estate

みなさん不動産業者についてどのようなイメージを持っていますか?
不動産業というのはあまり良いイメージで語られることの少ない業種です。
テレビドラマなどでは「不動産屋」という言葉の前にほとんどの場合「アクトク」という言葉がつきますし、また、「不動産屋」=「地上げ屋」というような形で登場することも多いものですから仕方のないことかもしれませんね。

それではどうしてこんなイメージがついてしまったのでしょうか?と考えると、今のように宅地建物取引業法がきちんと整備されていない時には不動産取引でのトラブルが多かったこと、また、数年前までの地価の上昇が急激な時期に「地上げ」という形でかなり強引な立ち退きをさせるとういようなことがあった等が悪いイメージを作り上げてしまったのではないでしょうか。
確かに現在でも不動産取引においてトラブルに巻き込まれている方はいるとは思いますが、それは世の中には悪い人もいるのと同じで、中には悪い業者もいますのでたまたまそういう業者と取り引きして失敗してしまったということだと思います。
そこで、業者の見分け方の参考になることを書いてみます。

  1. 長年同じ場所で営業していること。

    これは宅地建物取引業者の免許番号を見るとだいたいわかります。宅地建物取引業の免許は大きく分けて2種類あります。
    1. 一つ目は免許番号が建設大臣(*)第****号と書いてある建設大臣免許。2つ以上の都道府県に支店や営業所がある業者はこの免許になります。
    2. もう一つは免許番号が東京なら東京都知事(*)第****号と書いてある知事免許。2つ以上の都道府県に支店や営業所がない業者はこの免許になります。

    この( )の中の数字は免許の書き換えた回数で、5年に1度(1996年以前は3年に1度の間隔)免許の更新をする度に数字が一つづつ増えていきますので数字が大きいほど古い業者であるといえます。但し、支店や営業所を作るなどして途中で知事免許から建設大臣免許に切り替える場合や、個人経営の形態や有限会社から株式会社などに組織替えした場合には、また(1)に戻ってしまいますのですべて数字の大きさで判断することはできません。それでも免許の更新回数は参考にはなると思いますので業者の事務所に行ったらチェックしてみましょう。免許は事務所の中でも見やすい場所(入口付近にあることが多い)に設置しておかなければならないことになっていますのですぐに見つけられると思います。免許を掲示していない様ですと無免許の業者の可能性もありますので十分注意してください。(実際にはかなり少ないとおもいますが。)
  2. 従業員の対応が良いこと。
    まあ、これはどういう業種でもあてはまることですがやはり大切です。
    宅地建物取引主任者が事務所にいること。(宅地建物取引業法では事業所ごとに最低1名(従業者5名に1名)以上の専任の宅地建物取引主任者を置かねばならないことになっています。)
  3. 物件の情報を多く持っていること。
    情報は多いほど選べる物件が多くなります。但し、賃貸物件の場合は直接家主から頼まれている物件の多いということがポイントです。
    不動産業者の家主から直接依頼されて部屋を募集する場合と、他の不動産業者からまわってきた広告(不動産業者が他の不動産業者に流す広告で大きさは通常B4横、通称マイソクと呼ばれる。)の物件を紹介する場合の2つがあります。当然直接家主から依頼されている物件の方がその業者としては細かい内容まで知っていますから、業者としてははじめに紹介することになります。借り手としても紹介された段階で多くの情報を得られる訳です。物件を見にいく際にも鍵を預かっていたり、直接家主と連絡が付けられますので、すぐに見に行けることも多いです。
    (家主から直接依頼された物件を持たないでマイソク物件だけ紹介している業者もありますので、直接の物件が無いからといってその業者が悪い業者ということではありません。)
    その次に紹介されるのが他の業者からまわってきた物件情報です。これはB4の紙をパラパラとめくって条件に合っていそうな物を選んで相手先の業者に電話でまだその物件があるかを確認し、それから物件を見にいく形になります。